・これが投球角度の仕組み。腕の角度が低いほど、左右打者への成績差(スプリット)が極端になる。
・面白い考え方だね。打者がボールを追うときに、頭や目をどれだけ動かす必要があるかに直接関係してるはず。肩の向いてる方向からほぼ真っすぐ来る球なら、視線の動きはほとんどいらないけど、体の後ろ側から来るような球だとかなり動かさなきゃいけない。
・「より極端に悪くなる」って意味?それとも、大谷とは逆に、むしろ同方向の投手を得意にする打者もいるってこと?
・腕の角度が低いピッチャーほど、左右打者への成績差が大きくなる傾向がある。つまり、同じ利き手の打者には強いけど、反対の利き手には弱い。 真上から投げるタイプ(カーショーみたいな)は左右の差が少なくて、サイドスロー(セールみたいな)は差がかなり大きい。左打者はほぼ打てないレベル。
・なるほど、ちょっと調べてみたけど納得した。左腕から来るボールは左打者には打ちにくいし、それがもっと左寄りから来たら余計に難しいよな。あんまり例が多くないのは分かってるけど、アンダースロー投手はこの傾向にどう当てはまるんだろ?それとも完全に別枠って感じ?
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・サンプルが少なすぎて結論は出せない。調べた数少ないアンダースロー投手はかなり極端なスプリットを持ってたけど、リリーフ投手はそういう成績差が大きいのが普通なんだよね。
・ブルワーズに投球角度が38度以下のピッチャーはいる?
・↑2人いる。 ジャレッド・コーニング:31度 ロバート・ガッサー:28度。
・ショウヘイが左投手の速球にどれくらい強いのか気になる。腕の角度とは関係なく。多分アシュビーはこのシリーズで大谷とフレディに何度も投げることになるだろうし。
・大丈夫だと思うよ。普段から時速100マイルの速球を110超えの打球速度で打ち返してるし。大谷はどんな球でもタイミングを合わせられる。
・Savantで調べたら、大谷は左投手の96マイル以上の4シーム/シンカーに対してxwOBA (打球の内容から期待される出塁能力)は.351だった。 参考までに、左投手の全4シーム/シンカーではxwOBA .411。 つまり96マイル以上が違いを生んでるみたい。95マイル以上でもまだxwOBA .378とエリート級。 アシュビーのシンカーは平均97.5マイルだから面白い対戦になりそう。
・↑「Savantで調べたら~」の文、野球オタクすぎて最高。
・↑友達に野球を教えようとしてるけど、これどう説明すればいいのか全く分からん。
・↑説明の試み: 各球場にはすごく高価で高性能なカメラがあって、フィールド上のほぼすべてを記録してる。なぜなら、どんな分野でも良いデータ=良い結果だから。 球速、スピン数、左右上下の変化量、打球速度、打球角度、飛距離まで全部測定。 xWOBAは「期待加重出塁率(expected weighted on-base average)」の略。 出塁率は「どれくらいの確率で出塁するか」を示す数字。 加重というのは、ホームランや二塁打が単打や四球よりも価値が大きいことを反映してる。 x(expected)は「期待値」で、過去に打たれた打球の速度と角度から、その打球がどんな結果になりそうかを予測してる。 ただし完璧ではない。打球方向を考慮していないから、イサック・パレデスのように「引っ張りフライを多く打つタイプ」はモデルの予想より良い成績を出す。 逆にルイス・トレンスのように引っ張らずに深い中堅方向へ打球を飛ばすタイプは、モデル上では過大評価されやすい。
・↑それはレッスン2でやる内容かもな。
・「途中でオタクが介入して野球を台無しにした」って言っとけばいい。
・左投手の高速球をしっかり捉えるのは右投手相手よりずっと難しい。ミズとかハンター・グリーンを打てるかどうかなんて誰も疑ってないけどね。
・時速100マイルの球に強い選手なんていないよ。打てることはあるけど、当然それより遅い球の方が打ちやすい。
・そりゃそうだけど、それは全員そうだろ。でも大谷の速球への対応力はリーグの99.9%より上。96マイル以上の左投手相手にxwOBA .351は他と比べても超エリート。
・.351は96マイル以上での数字だろ?最初に話してたのは100マイルの話だ。「fine(問題ない)」って言ってたけど、急激な成績低下は「問題ない」とは言えないと思う。
・ブルワーズにそういう投手がいるかは分からないけど、ヤンキースにはいた。でも1か月以上登板してなかった投手を使ったんだよな。