ソフトバンクがポスティングを認めない理由にMLBファン騒然!←「日本的な考え方だ!」(海外の反応)

ソフトバンクが12球団で唯一ポスティングを認めない理由 元球団幹部が解説「すべての選手が…」 [ 2025年12月19日 14:48 ]スポニチ  東大卒の元ロッテ投手で、ソフトバンクの球団幹部を経て現桜美林大教授の小林至氏(57)が自身のYouTube「小林至のマネーボール」を更新。ソフトバンクが12球団で12球団で唯一ポスティング移籍を認めていない明確な理由を解説した。  2019年に巨人が山口俊をポスティングにかけたことで、12球団で同制度を利用していないのはソフトバンクだけになった。  ソフトバンク球団フロントにも在籍した小林氏は、その理由について「球団の方針が目指せ世界一だから」と説明した。
・NPBの福岡ソフトバンクホークスは、ポスティングシステムによるメジャーリーグ移籍を選手に認めていない。球団はこの方針について「世界一のクラブ」を目指すという目標を反映したものだとしている。また、オーナーもいつかNPBとMLBのチーム間で真実のワールドシリーズを開催したいとの意向を表明している。



・日本の経営者たちに、何かで世界一になるためには日本人だけに頼ることはできないと納得させるのは苦労するだろうな。しばらく日本に住んでいたけど、日本人は自分たちがどれだけエリートであるかということに情熱を注いでいるから。



・↑その信念こそが、結局のところ第二次世界大戦でアメリカに打ち負かされる原因になったようなものだけどね。



・スター選手に年間5000万ドル以上払えるようになる必要があるし、中南米の才能をスカウトして獲得するだけでなく、アメリカの才能を奪うためにはもっと必要かもしれない。単発の試合なら彼らの才能でも勝てるだろうけど、本当に意味のある7戦4勝制のシリーズだったら、おそらく無理だろうな。


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・以下の点も考えてみてほしい。MLBは森井のような日本人のアマチュア選手と契約し始めている。MLBはドラフト指名選手や中南米のアマチュアに費やせる金額を制限している。お返しをするのは正当なやり方だ。もし次のブライス・ハーパーが現れて、NPBが彼と7年7000万ドルの契約を結び、25歳で完全なフリーエージェントになれるようにしたとしたら、NPBにとって大きな恩恵になる可能性がある。ハーパー級の極端な例でなくても、本気になればトップクラスの大学選手を25歳まで契約させて、リーグに才能を注入できるはずだ。



・↑次のブライス・ハーパーに、アメリカに残ってドラフトにかかるよりもレベルの低いリーグでプレーするために日本へ行くよう説得しなきゃいけない。その上で、もっと裕福なMLB球団がNPBには払えないような大型契約を提示したときに、彼を引き留めなきゃいけない。結局、大金を払って彼がうまくいくのを願いつつ、二度目の契約は払えないから彼の全盛期を逃すことになるのが目に見えている。



・↑それなら中南米のトップクラスの海外アマチュア選手に焦点を当てればいい。NPBでプレーすることは、多くの中南米のプロスペクトがマイナー以前やマイナー組織で浪費する5年から8年間に比べて、競争の質も生活の質も格段に高い。MLBチームは全契約選手に対して500万から700万ドルの契約金制限があるし、メジャーに上がるまでは二束三文の給料しか払われない。NPBならエリート層やそこから漏れた選手に対して簡単にそれ以上の額を提示できる。



・↑私にはチャンスに見える。マイナーで苦労して29歳までサービスタイムを操作される選手に比べて、25歳までにポスティングされてMLBでとてつもない大金を稼げるというアイデアを若者に売り込めるんだ。これはNPBにとっても選手にとってもウィンウィンだよ。NPBは全盛期に近い若手の有望株を手に入れ、成功すればポスティング費用をすべて手にできる。選手は世界レベルの都市に住み、世界で2番目のレベルでプレーし、25歳でフリーエージェントになってソトやタッカーのような大金を稼げる。このサイクルを繰り返して、MLBから中南米の才能とポスティングマネーを吸い上げればいい。一度成功すれば、あと5回は挑戦できる資金になる。外国人枠が4つしかないなら、MLBのお下がりのAAAA級選手よりも、中南米の超有望株が欲しいよ。



・大きな話題にはならなかったけど、カーター・スチュワートはドラフト8位指名で低評価な契約を提示された後、NPBと7年契約を結んだよね。



・↑それは全容じゃない。スチュワートも最初は日本に行きたがらなかった。契約せずに1年間大学に行くことを選んだけど、大学生活の後、MLBチームは以前ほど彼を高く評価せず、1巡目指名候補ではなくなった。MLBチームが彼に興味を失い始めた時点で、彼は日本行きを決めたんだ。



・↑確かに、それが全容ではなかったね。身体検査の問題で低い提示額だったから契約しなかったんだ。彼は決断が遅すぎてミシシッピ州立大学に入学できず、短大の道を選ばざるを得なかった。天才がMLBの代わりにNPBに行くとは思えないし、スチュワートは迷っている選手への見本になるだろうね。1)NPBのチームが未知数の18歳にそれほど払うとは思えない。彼らはトップ選手にさえそれほど払っていない。2)彼らの二軍システムはMLBのマイナーとは全く違う。18歳の外国人がそのサイクルの中で埋もれてしまうのは簡単だ。



・↑彼は2019年も依然としてドラフト1〜2巡目候補と予想されていた。代理人のボラスがNPBを勧めたのは、6年契約なら24歳で通常のフリーエージェントとしてMLBに入れるからだ。マイナーで長く過ごさせる球団もある中で、メジャーに定着する頃に大型契約を勝ち取って、フリーエージェントになるまであと6年も保有されるのを避けようとした賭けだった。



・ハーパー級のプロスペクトは単にお金のためにいるんじゃない。彼らはキャリアを通じて人生を変えるほどのお金を稼げることを確信している。そういう選手は、世界最高の競争相手がいる世界最高のリーグでプレーしたいし、世界中で最大のスターになれるリーグでプレーしたいんだ。それは単純に、日本にはなり得ない。日本のメディアには、アメリカのスポーツのような世界的な影響力はないんだ。



・↑確信なんて持てないよ。ドラフト1位指名で芽が出なかった選手なんて山ほどいる。



・考え方はいいけど、やってることを正当化できていないな。本当に世界最高のチームを作りたいなら、競争力のある年俸を払って世界中から才能を集めるべきだ。そうすれば日本からMLBへの一方通行の流れはなくなる。これは、選手が最も高い値を付けるチームに行く能力を制限するための、反競争的な労働市場操作の言い訳に過ぎない。



・日本には、露骨な差別とまではいかなくても、おかしな排他的な癖が社会にたくさんあるのに、だいたい見逃されているのが不思議だよな。



・彼らは選手にちゃんと給料を払っているし、日本のヤンキース(90年代)やドジャースの流れを汲む「悪の帝国」として知られている。



・選手に給料を払うだって?冒涜だな。



・私が言いたいのは、ポスティングをしない代わりに、選手たちは手厚い報酬を得ているということだ。彼らは非常に成功しているし、WBCでも多くの代表を送り出すだろう。近藤や柳田は、MLBのロースターに入れる実力のある選手だ。



・そのチームは外国人枠の廃止も主張しているのか?誰がプレーできるかを恣意的に制限している限り、MLBと肩を並べることなんて絶対にできない。



・絶対に無理。日本のナショナリズム的な視点が、そんなことが起こる可能性を摘み取ってしまうだろう。



・ポスティングを廃止する代わりに、フリーエージェントに必要なサービスタイムをMLBに合わせて6年にすべきだ。9年は長すぎる。



・ポスティングはNPBと選手の妥協点なんだ。優秀な選手は引退してMLBに行こうとしていた。もしポスティングをなくしたら、間違いなくまた同じことが起こる。



・なぜあんなことをしたのかは分かる。選手は海を渡るのに9年も待たなきゃいけないから、NPBはそれを手放したくなくて妥協したんだ。



・今では森井翔太郎のような選手が高校から直接MLBのチームと契約している。このペースだと、NPBは有望な国内選手を繋ぎ止めることすら難しくなり、リーグには三流の国内選手とドミンゴ・サンタナしか残らなくなる。



・9年だって。ここアメリカでは6年でも短縮してほしいと思っているのに。マイナーで6年、メジャーで6年(もし望めば)ってことだ。つまりチームは選手を愛していても、勝負の準備ができるまで少し長く引き止める。サービスタイムの操作で、スーパー2の選手には7年目も発生するしね。



・これは前から知られていることだ。千賀が30歳までMLBに行かなかったのはそのためだ。彼は長年、ホークスに何度もポスティングを申請したけど拒否されていたからね。