大谷翔平が満票で米殿堂入りするための条件は?←「イチローでも無理だった」(海外の反応)

・(投稿者)大谷がクーパーズタウンの殿堂入り投票で得票率100%を達成するには何が必要だと思う。 今のままでも大谷が1回目の投票で殿堂入りするのは誰もが分かっていることだ。でもイチローやケン・グリフィー・ジュニアのような選手でさえ100%の票を得られなかったのだとしたら、大谷が将来クーパーズタウンに入る際、すべての投票者の支持を確実にするには一体何をすればいいんだろう。



・どんなに素晴らしいキャリアを送ったとしても、どこかの馬鹿が投票しない理由を見つけ出すだろうな。結局のところ、投票者の独断なんだよ。



・↑そういう連中の言い訳はいつも決まって「彼はどうせ当選するから、もっと票が必要な他の誰かに一票を入れた」というものだ。



・↑公平に見て、それは悪い言い訳じゃないと思う。100%だろうが75%だろうが、殿堂入りという事実は変わらないんだから。当落線上の選手もいれば、絶対に入るべき選手もいる。大谷が100%になることと、ずっと前に入るべきだった人がついに入ること、どっちが重要かって話だよ。



・だとしたらクソみたいなシステムだな。毎年「この全選手の中で誰が最も相応しいか」だけを考えるべきじゃないかな。



・「全選手」ね。その年の候補者全員のことだ。対戦相手が誰だったかで選手が不利になったり有利になったりすべきじゃない。殿堂入りかそうじゃないかの二択なんだ。75%を超えている限り、パーセンテージに意味はない。多くのレジェンドたちが満票じゃなかったのは馬鹿げているとは思うけど、確実に入るスターより、チャンスの少ないル・ウィテカーのような選手に票を回したいという心理も分からなくはないだろう。



・いや、私はそれを責めるよ。確かに殿堂入りする人数は減るかもしれないけど、それで何の問題があるのか分からないな。



・その通り。殿堂入りか、そうでないか。それだけだ。現代の選手が100%の得票率を得ることにファンが執着するのは、本当に奇妙に見える。


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・その理屈で言うと、もし26%の投票者が同じことを考えて大谷が75%に届かなかったらどうするんだ。そうなったら目も当てられないぞ。



・(大谷に投票しないのは)たぶんヤンキースファンだろうな。



・↑その通り。ヤンキースファンは、イチローとデレク・ジーターという最も有名な「満票逃し」を引き起こしたことで有名だからな。一人の愚かなヤンキースファンが彼らへの投票を拒否したんだ。



・↑公平に言えば、ヤンキースファンこそジーターがどれだけ過大評価されていたかを誰よりも知っているはずだ。



・↑ああ、歴代6位の安打数で、ポストシーズン150試合以上に出て打率.308だもんな。全然ふさわしくないよな。



・彼が下手だったなんて誰も言ってない。ただヤンキースにいたから、実力以上に注目と称賛を浴びたってだけだ。



・私が言いたいのは、彼がヤンキースだったから不釣り合いなほど注目されたということだ。もし彼がマリナーズでプレーしていたら、これほど注目されたと思うか。私が言っているのはそういうことだ。



・↑それは状況によるな。マリナーズでポストシーズン158試合に出て200安打を放ち、5回のワールドシリーズ制覇に貢献していても同じことが言えるかな。



・↑もしそうなら、今よりもっと注目されていただろうな。



・彼が注目されたのは、キャリアの初期にヤンキースが毎年勝っていたからだ。1991年のヤンキースに彼がいても同じ注目を集めたと思うか。



・ジーターが単なる広告塔じゃなかったのは、成績を見れば明らかだ。ポサダもずっと一緒にいたけど、彼ほど注目されなかったのは数字が及ばなかったからだ。ジーターはルックスもスター性もあって、ポストシーズンの大事な場面で何度もビッグプレーを見せた。メディアの影響も否定しないけど、彼自身が何度も結果を出してきたんだ。8回の200安打シーズン、ポストシーズンでの圧倒的な数字。これらはメディアの捏造じゃない。



・これ以上ないほど同意する。彼は良かったけど、イチローというよりはロビン・ヨーントに近い存在だった。



・↑ジーターのbWARは71、イチローは60だぞ。



・↑そしてロビン・ヨーントは77.3だ。彼の殿堂入り得票率(77.5%)とほぼ同じ数字だな。



・↑じゃあヨーントに近いっていうのは、むしろ良いことなんじゃないか。



・ヨーントが殿堂入り投票にかかったのはジーターより20年以上前だ。ジーターに投票した全員が、ヨーントにも投票しなかったなんてどうして言い切れる。



・イチローが日本で9年間プレーしたことを無視して通算成績で比較するのか。彼は日本で1278安打、打率.353を残したんだ。それがどれほどのWARに相当すると思う。



・みんな彼を伝説扱いするけど、統計的にはトニー・グウィンと同じくらいでしかない。



・↑面白い話をしようか。ジーターのキャリア通算三振数は、グウィンより1400個も多いんだ。



・↑それは面白いというより無関係な話だな。ジーターとグウィンのWARはほぼ互角なんだから。



・間違いなく、ジーターを「満票じゃなかったことへの不当な扱い」とするのは無理がある。良い打者だったし守備は弱かった。場所と時代に恵まれたんだ。殿堂入りは当然だけど、満票じゃないことが「冷遇」だなんて言い過ぎだ。



・↑歴代6位の安打数、一方で守備は歴代6000位くらい。パワーもそれほどない。素晴らしいリーダーで勝負強かったけど、彼より総合的に優れた選手は他にたくさんいたんだ。



 ・もしサイ・ヤング賞を獲ったら、彼が史上最高(GOAT)であることは疑いようがなくなると思う。



・↑サイ・ヤング賞とMVPの同時受賞か、三冠王だな。



・複数のサイ・ヤング賞とシルバースラッガー賞。それから少なくとも1回のノーヒットノーランか完全試合も必要かもな。まあ、投票者の中には「この選手は確実に入るから、他の誰かに投票しよう」っていう理屈を使う奴もいるけど。



・彼は今回の契約構造のせいで100%は無理だろうな。後払いの契約は競技の公平性を著しく損なうものだと言って、抗議のために投票しない記者が必ず出てくるはずだ。



・イチローが満票じゃなかったなら、外国人選手が満票になることはないだろう。投票グループの中に人種差別主義者がいるんだ。



・↑じゃあ、満票になれなかった同じくらい偉大なアメリカ人選手たちはどう説明するんだ。



・イチローを満票の基準にするのは最悪の例の一つだ。彼が殿堂入りにふさわしいのは間違いないけど、実際のスタッツを見れば、全盛期の指標としては殿堂入り選手の中でも弱い部類に入る。



・↑彼は、振り逃げみたいな内野安打を打つ頃にはもう一塁の半分まで走っているような、神格化されたシングルヒッターだったからな。



・唯一の満票合格者が(マリアノ・リベラであるという事実が)基準としておかしいんだ。史上最高の5ツールプレイヤーの一人であるグリフィーに満票を与えなかったくせに、バットも振れず2イニング以上も投げられないただのリリーフ投手に満票を与えるなんて。マリアノが殿堂に相応しくないとは言わないが、彼以前の偉人たちが満票じゃなかったことを考えると、彼が満票というのはあまりにも不自然だ。



・↑確かに、グリフィーの方が(満票にふさわしい例としては)ずっといい。少なくともマリアノには、自分のポジションで史上最高の選手であるという議論の余地がない実績があるけどな。



・↑でも「リリーフ投手」なんてのは「代打」と同じようなポジションだぞ。エドガー・マルティネスが史上初の満票殿堂入りになるのと同じくらい馬鹿げている。



・マリアノ・リベラだって外国人だけど、100%で選出された唯一の男だぞ。