「君は殺気を帯びた表情をしている」なぜ佐々木朗希はリリーフで復活できたのか…9月4、5、6日のアリゾナ施設での再生プロジェクトとロバーツ監督の言葉…米ESPNが真相を詳細報道 10/7(火) 5:51配信RONSPO 日本時間今日7日に敵地でフィリーズとのディビジョンシリーズ第2戦が行われるが、懸念の残るドジャースのブルペン陣にとって救世主となっているのが佐々木朗希(23)だ。4日(同5日)の第1戦でメジャー初セーブをマークするなどここまで4試合で無失点。なぜ佐々木は復活できたのか。スポーツ専門局「ESPN」の敏腕で知られるジェフ・パッサン記者は、その復活の真相に迫り、9月初旬にあったドジャースの育成組織の再生プロジェクトと佐々木の決断を詳細に報じた。・ロウキ・ササキのMLB挑戦は序盤苦難続きだったが、ドジャースの投手部門責任者ロブ・ヒルとの「デポジション(聴取)」を機に復活を遂げた。肩の不調で球速を落としマイナー降格も経験したが、9月初旬にヒルらとフォームを徹底分析。骨盤の早い回転が球速低下の原因と特定し、後脚の角度を修正することで最速100マイル超を再現した。その後ブルペン転向を決意し、レギュラー最終盤とポストシーズンで連続セーブを記録。ドジャース首脳陣の信頼と科学的アプローチが実を結び、ササキは再び“怪物”として甦った。
・ステップ1:ローテーションに6人のエース級先発投手を揃える。
・↑ステップ2:微妙なリリーフ陣を多く抱えて、結局先発投手を終盤で使わざるを得なくなる。
・すごいのは、去年ドジャースで大活躍したトライネンやバンダみたいな選手がいるのに、完全に崩れてしまったこと。トライネンだけは最近メカニクスを修正して、ポストシーズンではそこそこ良くなってきてるけど。
・↑早まった発言だったな。
注目記事(外部サイト)
・このドジャースの6人ローテは、数年維持できたら投手版の“殺人打線”になるかもしれない。
・↑まずは数か月続けられるか見てみよう。
・↑実際のところ、1年維持できたことなんてない。今回はたまたまケガ人が10月までに戻っただけ。
・↑解決策は、グラスノーとスネルを1年丸ごとIL入りにして、ランドン・ナック、ギャビン・ストーン、リバー・ライアンあたりで8月まで回すこと。
・俺たちは投手をヴェルダンの兵士みたいに使ってる。
・予備が常にいるのは、うちの投手コーチが巨大な“ミンチ機”だからだ。
・傷ついた人間は他人も傷つける。
・10月だけ好調ならそれでいい。
・全員が健康で長期間離脱しないようにしないといけない。でもそれはドジャース流の投手運用にはあまり当てはまらない。
・ベストな状態でも、投手陣の半分が健康な期間は全体の40%くらいだな。
・ステップ2:時速160キロを投げる。
・ステップ0.5:優秀な投手を買えるほどの金を山ほど持っていること。
・ステップ0:選手の4分の3が手の届かない額を払えるメジャーマーケットの球団であること。
・組織として羨ましい。
・彼は腕を痛めた後、異常な形で治って球速が上がった。それでリトルリーグからいきなり憧れのドジャースに入った。
・今年はまだ彼の“フローター”を見てないのが不思議だ。
・それは、彼が紳士らしく毎回“流す”からだよ。
・ロイ・オズワルトのこと思い出すな。車を修理中に感電して、再び150キロ台を投げられるようになった。映画にできそうな話だよ。
・トミー・ジョン手術が必要って言われてたけど、ロウキは絶対に受けたくないって感じだったから良かった。
・ローラーブレードやってるけど、似たような学び方をしてる気がする。何が違うか、何が機能してるか、何を変えるべきかを考えて、正しい感覚がつかめると一気に上達する。スポーツ全般で共通する考え方かもしれない。
・↑ローラーブレードは全然ダサくない。動かないよりずっといい。
・時速160キロを投げる。リリーフ登板する。で、儲かる。
・本来の“???”は「25歳までNPBでプレーしてから来る」だったかもな。でも彼はそれをすっ飛ばして、金よりも挑戦を選んだ。
・ロウキは日本でもシーズンを完走できなかったし、今の結果を見れば早く来た理由が分かる。MLBの育成環境を求めてたんだ。数年先発で健康に投げ続けられれば、次の契約は今よりはるかに大きくなる。
・↑どっちの道が正解かなんて分からないけど、俺ならあと2年NPBで投げて実績を積んでからメジャーに来る方を選んだかも。29歳で最初のFA契約になるより、25歳で挑戦したほうが早く稼げると思う。
・↑でも彼はすでに故障を繰り返してたし、成績も落ちてた。日本であと2年続けてたら“壊れた投手”扱いされてたかもしれない。
・大谷も最初の数年はケガばかりだったしね。
・彼がアメリカ式のトレーニング(おっと…より強力なサプリ含む)をやれば、もっと体が強くなるかも。
・大谷も23歳で渡米して新人契約だったけど、スターになれば結局金はついてくる。
・良いコーチングと素直に聞く姿勢がすごい結果を生むこともある。
・ドジャースは彼が日本で調子を崩してたことをちゃんと理解してた。ササキは球速が落ちた理由をどう直すか聞いて回ってた。だから今年苦しんでても心配してなかった。ちゃんと原因を突き止めて修正できた。
・だから彼はNPBで1年待って稼げる金を捨ててでも、メジャーの指導を受けに来たんだ。正しい判断だったと思う。
・彼は手術してないよ。手術を担当したのは大谷の主治医であり、ドジャースのチームドクターのニール・エラトラッチ。
・これはアスレチック紙でも大きく報じられてた。結果を焦るタイプじゃないんだよ。
・この記事すごく面白かった。ロウキが最初ヒルを信用してなかったくだりも良かった。メカニクス修正の話も勉強になった。
・投手や打者を見てると、素人には分からない微妙な変化で結果が大きく変わるのが面白い。
・ヒルがメカニカルモデルやドライライン式の方法を避けてるのは意外だった。ドジャースの投手育成の印象と違う。
・彼がどれだけ投球を探求してるかが分かって面白い。選手一人一人をパズルみたいに解こうとしてる。
・メッツやヤンキースが「金で勝てない」ことを証明したのに、まだ年俸の話をしてる人がいるのが信じられない。若い投手を助けて成功させたことを喜ぼうよ。ロウキは最高だし、修正できてよかった。
・ササキはそもそも安い契約だったし、もともと育成目的のプロジェクトだった。年俸の話を持ち出すのは変だ。
・とはいえ、大谷と山本に巨額を投じたおかげでササキも取れたって見方もできる。
・クローザーとしてすごく良く見える。来年は毎週6~7イニング投げる姿を早く見たい。