今永がカブス残留 1年契約のQO受諾―米大リーグ 時事通信 運動部2025年11月19日08時30分配信 【ニューヨーク時事】米大リーグのカブスからフリーエージェント(FA)となっていた今永昇太投手(32)が同球団に残留することになった。2202万5000ドル(約34億円)で1年契約を結ぶクオリファイング・オファー(QO)を受諾したと、関係者が18日に明らかにした。・誰か説明してくれ。彼の契約には、チームがより高い額を提示すれば無効化できるオプトアウトがあったのは知ってる。でもチームはそれをしなかったのに、結局QOを出して、彼はそれを受けた。
・↑自分の理解だと、カブスが今季後に契約のオプションを行使すると、残りのオプション(2028年まで)が全部発動する。だから1年契約にできるこの形を選んだ。
・↑つまり今回は、1年でいくか3年でいくかを選ぶ必要があって、3年は望まなかったってこと?
・↑そう。彼は33歳で不確実だから。
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・3年間すべてでトレード拒否条項が付く予定だった。終盤の状態を見るとリスクが高すぎた。
・ああ、なら彼に払う額を抑えて、長期の縛りを避けたいなら納得だ。
・ほとんどのチームは、33歳を3年より1年残したいと思う。
・昇太も望まなかったかもしれない。これで26年シーズン後に日本でプレーできる自由ができた。
・正確ではない。もっと複雑だけど、基本的には今年チームにあった唯一のオプションは、彼の次の3年間を保証するものだった。チームは行使せず、触発された彼のプレイヤーオプションを彼が拒否してFAになった。 QOは元の契約とは関係なく、ただのオファー。拒否して他で契約したら指名権補償が入るから提示した。でも彼はまあいいかって感じで金を取った。 カブスは彼にQOを拒否してほしかったと思う。彼らは明らかに2026年以降に保証契約を持ちたがっていない(現状スワンソンだけ)。
・2026年以降の保証契約を持ちたくないっていうけど、このQOは2026年以降の支払いを増やさない。だからその指摘は関係ないと思う。 あと、チームは彼にQOを受けてほしかったと思う。これでタイヨンをトレードしても先発の層が壊れないし、スティールの準備が遅れても対応できるし、FAやトレード市場で逃しても別の選択肢になる。もし彼が2024年並みに戻れば、市場価格より安い2番手先発を得られる。
・だから3年のクラブオプションを断ったんだよ。
・ロックアウトの間も彼には給料が入るし、カブスはロックアウト中に支出を減らせる。これはロックアウトの駆け引きだ。
・1年2200万は3年6000万より安いし、彼は32歳だ。33歳の1年に2200万払うのはいいけど、その後の年齢にはそこまで払いたくない。特に球速が年々落ちていることを考えると。
・しかも2027年は野球ができないかもしれないしな。
・3年で5800万だ。
・さらに15%のポスティング料がかかる。実質3年6600万、QOと同じAAVの3年契約みたいなもの。チームは同じAAVで1年だけ持てるし、昇太はベイスターズに15%持っていかれずに全額手に入る。
・カブスは基本的に年2000万以上の選手に金を払うのが嫌いなんだよ。AAVでそれを超えたFA契約は3人しかいなくて、今プレーしてるのはスワンソンだけだ。
・ロックアウト以降の保証金が問題なんだ。来年ロックアウトがあるかもしれないから、カブスはその期間の契約を多く持ちたくない。この形なら翔太は来年契約が切れる。
・先発にとっては、シーズンかポストシーズンが少しでもあるなら日割りの契約でも十分価値がある。だからその理由はそこまで筋が通らない。チームが、彼が2027年後半や2028年に備えてしっかり調整を続けられないと思ってるとかじゃない限り。
・自分が思うに、2026年以降のリーグの姿がわからないから、その年に大きな金を縛るのはリスクだと思ってるんだろう。
・ロックアウトがあろうがなかろうが、30代半ばに入る不調明けの投手を3年より1年で持ちたいのは普通だ。
・ファングラフ に記事があった。彼をポスティングしたチームは最初の契約の25%を受け取っていたが、彼がオプトアウトするとそれが切れる。だから額は小さくても、彼にとっては良い契約になる可能性もある。
・それは楽観的だけど誤解だ。日本のチームが受け取る金は選手の給料とは別で、選手の取り分から引かれてるわけじゃない。だから今永はただ保証額が減っただけで、ベイスターズへの金は完全に止まる。この仕組みで得するのはカブスだけだ。
・とはいえ、昇太が来年の後の2年間で2500万以上稼ぐのは十分ありえる。よほど今年ひどくなければ、実質損はしてないと思う。
・なるほど。完全に誤解してた。
・つまりベイスターズが損するってことだな。
・というより、カブスは3年より1年の契約を望んだんだよ。たとえ1年の方が2026年に払う額が少し高くなるとしても。
・チームは3年5700万のオプションを使えた。でも拒否したことで翔太に1年1500万のプレイヤーオプションが回ってきた。昇太はFAになるためにそれを拒否。カブスは2200万のQOをつけて、昇太はそれを受けた。 要するに、カブスは3年オプションを選んだ場合とほぼ同額を今年払うが、来年以降の2年分の負担は消える。そして翔太は今年後FAになり、二度とQOを受けずに済む。
・彼はただカブスに残りたいだけかもしれない。
・アメリカに来た時、彼はシカゴが大好きで、ジェドにサインを頼み込んでたらしい。きっとイタリアンビーフとディープディッシュピザが好きなんだ。
・元々の契約は4年5200万で、次の2年はAAV1400万、サイ・ヤング投票の結果で上がる仕組みだった。 でも2年目の後、カブスにオプトイン/アウト権があって、インすれば彼の年俸が200万上がって1年追加された。 アウトすれば、彼は元の4年5200万に戻るか(調子が悪かった時の保険)、オプトアウトして市場に出られた。彼は後者を選んだ。自分は32〜33歳の年齢で1400万以上の価値があると判断した。 で、カブスはQOをつけ、これは市場の評価を下げる。彼はこの1年の実績作りと健康維持で再評価される方がいいと考えた。
・明らかに、彼の望む額に近いオファーがどこからも来なかったんだろう。 ちょっと不思議なのは、以前の契約ならチームは年1950万の3年を選べたこと。だからチームは金額より契約期間を重視したってことだな。
・今年の支払いを少し上げて、契約期間を1年短くしたんだ。
・だからカブスは3年延長オプションを拒否し、彼はオプトアウトに進んだ。QOは今年の年俸としては高いが、3年延長よりは安い。
・今季後、カブスには2028年まで縛るクラブオプションがあった。カブスはこれを拒否した。フロントは2027年以降の支出を嫌っているのと、彼が32歳で指標が悪かったからだ。 チームがオプションを拒否すると、彼に2027年まで残れるプレイヤーオプションが発生したが、彼はそれも拒否。 それでカブスはQOを出せるようになり、QOはAAVが高い上にFA市場に不利に働く。来季がどうなるか不透明だったこともあり、彼はQOを受けた。
・QOは、彼の1年1500万のプレイヤーオプション(実質2年3000万+さらに翌年の1年1500万プレイヤーオプション確定)より額が高かったし、日本の球団に入る分もまだ残っていた。 カブスが3年のチームオプションを拒否したのは、今年以降の彼のパフォーマンスが衰えると見ていたからだと思う。AAVは市場ではQOに届かなかっただろうが、保証額はもっと大きかったはず。これはお互いに悪くない形だと思う。
